ヌード撮影に関してあえて一歩踏み込んでみました

シャワーやプールを備えていることから以前からたびたびお問合せをいただいている

「ヌード撮影はできますか?」

今までは触らぬ神に祟りなしとして全てNGとしてきましたが、一旦情報を整理して適切な対応をしたいと思い一歩踏み込んだ調査をしてみました。

まずはそもそも論として児童ポルノの問題から18歳未満のモデルによるヌード撮影は例外なしに全てNGです。その上でヌード撮影を行う場合、風営法の2条6項3号、性風俗関連特集営業の3号営業に”抵触する可能性がある”ということです。

3号営業に入るものは「ヌードスタジオ・個室ビデオ・のぞき部屋・ストリップ劇場等」、定義は「専ら、性的好奇心をそそるため衣服を脱いだ人の姿態を見せる興行その他、、、」

専らとは 70~80%を占めること。これが時間なのか売上なのかは?ながら両方ともに意識する必要があると思われます

性的好奇心をそそるため衣服を脱いだ人 アダルト的なものは全て当てはまるでしょう。逆に言えば芸術である、アートであるならば除外されるということになります

姿態を見せる興行 ヌードモデルを雇い、またはヌードを前提としたモデル自身が有料でカメラマンを集めるような行為は興行そのものです。また、成果物(写真)の売買も興行に触れる可能性があると考えられますが今はそこまでは問わないこととします

これら全てを満たす営業であればもちろん許可が必要でしょうが、現実的にはこれらのどれかが、でもグレーゾーンに入るかと思われます。

これらのことからヌードを前提とした有料の撮影会を開催することがメインの営業の場合は許可が必要だと判断されます。逆に言えばノンアダルト、アートの撮影であり興行でもない、しかもそれがメインの業態でなければ許可不要でしょう。実際、ヌード撮影会を開催しているところの多くは許可を取っていますし、アートとしてのヌード撮影も行っている写真スタジオで許可を取っているところは見つけられませんでした。

このことを管轄の警察署にも確認してみましたが「警察としてどこまでがOKでどこからがNGという線引はできず申請されれば法律に基づき許可をするかしないかの判断をするだけ、取締りも同様に法に触れるか否かで判断するだけです。不安であれば行政書士等に確認して」とのことでした。

このことから当スタジオでは

「以下の前提に限り現時点ではヌード撮影OK」

とします。

  • 18歳未満の参加者がいない
  • アート・芸術である=アダルトではない(性的好奇心をそそるものではないものはOK、エロ系アニメのコスプレの一環でのヌードはNG)
  • 興行ではない(ヌード撮影を前提として費用が発生するモデルやカメラマンを集客していない)
  • 屋内スタジオのみの撮影である

あえて現時点としているのは、将来的に判断基準が変わりNGになる可能性もあるためです。現時点では上記の解釈からOKとしてますが公的機関からの指導があった場合にはそれに従います。ただし、性器の露出は何であろうとNGです。日本の法律ではそこは一切認められておりません。

最後に、当スタジオにおいてヌード撮影を積極的にアピールして集客していくものではありません。経営が傾き背に腹は代えられない状況に陥った場合には風営法的な許可も取り積極的にアダルト方向に方針転換する可能性があることも否定はしませんが、現時点では「それもできる」という撮影を幅を広げるという意味での対応であることをご理解願います。